戦後80年を思い知覧へ(2025.10.31)

戦後80年を迎え、「知覧特攻平和記念館」を見学に行きました。

 

ここ知覧には、沖縄戦特攻作戦の最大出撃基地であった知覧基地がありました。そのため、特攻で戦死された隊員の真の姿や遺品、記録を後世に伝え、恒久平和を祈念することが基地住民の責務であると信じて、知覧特攻平和会館が建設されました。

 

せっかく南九州を訪れる機会でしたので、熊本地震の復興状況や、5年前に大きな水害被害を受けた人吉温泉での宿泊も組み込み、2泊3日の政策実現研修会を実施しました。


 初日は、熊本空港近くで熊本地震の被害が大きかった益城町でフィールドワークを行い、その後、熊本城の復興状況を見学しました。宿泊は人吉温泉「芳野旅館」で、女将から被災から再興に至るまでのお話を伺いました。 

 2日目は、人吉温泉近くの山中にある「ひみつ基地ミュージアム」を見学しました。ここは人吉海軍航空基地跡地で、1944年2月に人吉海軍航空隊が発足し整備兵を養成しました。その後、同年5月から海軍飛行予科練習生が入隊し、飛行機乗りを夢見た6,000名を超える若者が飛行機整備術を学びました。しかし、2度の空襲と戦況の悪化により、教育施設から特攻訓練基地、さらに本土防衛基地へと役割を変えていった戦争遺跡です。

最終日は、知覧特攻平和記念館を見学し、語り部の方のお話を伺い、バスドライバーからも周辺施設の案内をしていただきました。

 

今なお残されている多くの遺書には、高校生や大学生、20代の青年たちが国のため、家族のために自らの命を捧げた過去が記されています。わずか80年前の日本で実際に起こった事実であり、私たちは日本人として決して忘れてはならない歴史だと強く感じました。広島・長崎の思いも重ね、二度と繰り返してはならない悲劇であることを痛感しました。